GHLのCRM機能完全ガイド

GHLのCRM機能完全ガイド|顧客管理から自動フォローまで

April 03, 20267 min read

一般的なCRMツールが抱える「3つの壁」

「顧客管理ツールを導入したのに、結局スプレッドシートを使い続けている」——そんな話を、日本の中小企業経営者から何度聞いたことでしょう。

国内でよく使われているCRMツールの多くは、使いこなすまでのハードルが高すぎるという問題を抱えています。機能は豊富だが設定が複雑、月額費用がかさむ、そしてそもそもマーケティングとの連携ができない——この「3つの壁」が、CRM導入の挫折原因のほとんどを占めます。

私がGoHighLevel(GHL)を本格的に使い始めたのは2022年のことです。最初は「海外製のツールだし、日本語情報もほとんどない」と不安でした。ところが実際に触れてみると、これほどCRM・マーケティング・自動化を一体化したツールは他にないと確信しました。今回は、GHLのCRM機能を軸に、顧客管理から自動フォローまでを丸ごと解説します。


GHLのCRM画面:シンプルなのに奥が深い

GHLのCRM機能完全ガイド

GHLのCRM画面を開くと、まず「コンタクト(Contacts)」というセクションが目に入ります。ここが顧客管理ツールの核となる場所です。

各顧客のページには以下の情報が集約されます:

  • 基本情報(名前・メール・電話番号・住所)

  • タグ(カテゴリ分け・ステータス管理)

  • 活動履歴(メール開封・SMS受信・フォーム入力など)

  • パイプラインのステージ(現在のフェーズ)

  • 過去の会話ログ(メール・SMS・通話)

特筆すべきは、メールの開封やリンクのクリックが自動で記録される点です。「このお客さんは3回メールを開いているのに返事がない」「先週LPを閲覧した」といった行動データが、CRMに自動的に蓄積されます。営業担当者がわざわざ手入力しなくていいわけです。


パイプライン管理で「商談の見える化」を実現

GHLのパイプライン機能は、カンバンボード形式で商談進捗を視覚的に管理できます。たとえば以下のようなステージ設計が可能です:

  1. 問い合わせ受付

  2. 初回連絡済み

  3. 商談・面談設定

  4. 提案・見積もり送付

  5. 成約 / 失注

ドラッグ&ドロップでステージを移動できるため、営業会議での進捗共有もスムーズです。また、各ステージに自動アクションを設定できるのがGHL最大の強みです。「商談ステージに移ったら自動でリマインドSMSを送る」「失注ステージに移ったら3ヶ月後に再アプローチメールを送る」——こうした設定を一度作れば、あとは自動で動き続けます。


タグ管理で顧客をセグメント化する

GHLのタグ機能は、顧客管理ツールとしての真骨頂とも言える部分です。タグは自由に作成でき、複数を組み合わせて使えます。

実際の活用例:

  • セミナー参加済み × 未成約 → 再アプローチキャンペーンの対象に

  • 既存顧客 × 紹介制度未案内 → 紹介プログラムの案内メールを自動送信

  • 高単価見込み → 営業担当に通知アラートを設定

タグはワークフロー(自動化機能)と連動するため、「このタグが付いた人には〇〇をする」という条件分岐を無数に設定できます。HubSpotなどの高額ツールでしかできなかったセグメント配信が、GHLなら月額数百ドルで実現できるのです。


ワークフローとの連携で「放置顧客ゼロ」へ

CRMツールとして優れているだけでなく、GHLの真価はワークフロー(自動化)との一気通貫にあります。

たとえば、士業(税理士・社労士など)の事務所では、こんな使い方が効果的です:

問い合わせフォーム送信 → 即時自動返信メール → 翌日SMS → 3日後リマインドメール → 7日後担当者アラート

これがすべて自動で動きます。担当者がメールを送り忘れる心配がなく、顧客側も「問い合わせしたのに放置された」という不満を感じません。

エステサロンやコンサルタント事業では、予約後のリマインド・当日連絡・事後フォロー・口コミ依頼まですべてをワークフローで自動化しているケースも多いです。一度設定すれば、スタッフの工数ゼロで顧客体験が均質化されます。


まとめ:GHLのCRM機能は「動くCRM」

多くのCRMツールは「情報を入れる箱」で止まっています。GHLのCRMは違います。情報を起点に、次のアクションが自動で動く——これが最大の差別化です。

日本では情報が少ないため導入をためらう方も多いですが、実際に使い始めると「なぜもっと早く導入しなかったのか」と感じる方が大多数です。私自身、クライアントへの導入支援を通じて、その変化を何度も目の当たりにしてきました。


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