
GHL vs 他のツール比較|Salesforce・HubSpot・Kartraとの違いは?
ツールが多すぎて、何を選べばいいか分からない

マーケティングツールは今や数百種類以上存在します。CRMだけ見ても、Salesforce・HubSpot・Zoho・kintone・そしてGoHighLevel(GHL)——選択肢が多すぎて、逆に決断できない経営者も多いはずです。
この記事では、私が実際に触れてきたツールを正直に比較します。GHLを推す立場ではありますが、「どのツールでも万能」ということはなく、事業規模・用途・予算によって最適解は異なります。その前提で、忖度なく比較していきます。
日本では「GHL vs 他ツール」の比較情報がほとんどないため、実体験をベースに書いていきます。
そもそもGoHighLevel(GHL)って何?
他のツールとの比較に入る前に、まずGHL自体を簡単に説明します。GHLを知らない方にとっては、ここが一番大事な部分です。
GoHighLevel(以下GHL)は、2018年にアメリカで生まれたオールインワン型のマーケティング・CRMプラットフォームです。日本ではまだ知名度が低いですが、欧米ではデジタルエージェンシーを中心に急速に普及しています。
「オールインワン」と呼ばれる理由は、通常は別々のツールが必要な機能が、すべて1つのダッシュボードで完結するからです。具体的には以下がすべて含まれています。
CRM(顧客管理)
LP・ファネル作成
メール自動配信
SMS送信
予約管理
Googleレビュー管理
ワークフロー自動化
SNS投稿スケジュール
決済・請求書
これらが月額$97〜のプランにすべて含まれています(SMS送受信費用は別途)。
GHLで「実際に何ができるか」をイメージしてみよう
機能一覧を見ても「で、実際どう使うの?」となりがちです。具体的なシナリオで説明します。
シナリオ①:問い合わせが来たら自動でフォローする
問い合わせフォームが届く → 即時お礼メールを自動送信 → 3日後にフォローアップSMS → 商談後にGoogleレビューの依頼を自動送信
この一連の流れを、一度設定すれば自動で動き続けます。スタッフが手動でフォローする必要はありません。
シナリオ②:予約〜リマインドを自動化する
予約ページで日時選択 → 確認メール自動送信 → 前日リマインドSMS → 施術後アンケート送信
美容サロン・整体院・コンサルタント・士業など、予約ビジネスを持つ方に特に相性がいい機能です。
シナリオ③:Web制作会社がGHLで月額ストック収入を作る
GHLにはAgency Proプランがあり、クライアントにGHL環境を提供しながら自分でサービス化できます。制作費という一度きりの収益ではなく、月額5,000〜10,000円のサポート料をクライアントから受け取る形にすることで、安定した収益基盤が生まれます。クライアントが増えるほど収益が積み上がっていく仕組みです。
各ツールの特徴を正直に整理する
Salesforce(セールスフォース)
向いている事業者:大企業・上場企業・営業組織が100名以上の企業
Salesforceは世界最大のCRMプラットフォームです。カスタマイズ性・拡張性は圧倒的で、基幹システムとの連携も豊富。ただし、月額費用が1人あたり数万円〜となり、中小企業には現実的ではありません。導入・設定に専任のエンジニアが必要になるケースも多く、ランニングコストも高い。
正直に言うと、売上数億円以下の事業者がSalesforceを導入しても、機能の10%も使いこなせないことがほとんどです。初期導入費用だけで数百万円になるケースもあり、中小企業が手を出す必要はほぼありません。
HubSpot(ハブスポット)
向いている事業者:インバウンドマーケティングに力を入れるB2B企業
HubSpotは「無料から始められるCRM」として有名ですが、本格的な機能を使おうとすると月額数万〜十数万円のプランが必要になります。マーケティング・セールス・サービスの各Hubを組み合わせると、費用はさらに膨らみます。
コンテンツマーケティングやSEO機能は業界トップクラスで、ブログや資料配信を軸とするB2B企業には非常に合っています。ただし、SMSや高度なファネル機能は弱く、日本語対応のサポートも限定的です。「無料で始めたのに、気づいたら月20万円払っている」という声もよく聞きます。
Kartra(カルトラ)
向いている事業者:オンラインコース・デジタルコンテンツ販売者
Kartraは、LP・メール・動画・メンバーシップサイト・決済を一体化したプラットフォームです。特にオンラインスクール経営者には人気があります。一方で、CRM機能の深さやワークフローの柔軟性はGHLに劣ります。月額$99〜。日本語インターフェースは現状ないため、英語に抵抗がある方には扱いにくいかもしれません。
ClickFunnels(クリックファネルズ)
向いている事業者:ファネル設計に特化したい情報商材・コーチング事業者
ClickFunnelsはLP・ファネル作成に特化したツールです。ページの作成スピードは速く、テンプレートも豊富。ただし、CRM機能は別途用意が必要で、メール配信・SMS・予約管理を一本化しようとすると複数ツールを組み合わせる必要があります。月額$97〜$297。
価格比較:月額コストで見る現実
ツール月額費用の目安含まれるものSalesforce$75〜/人CRMのみ(マーケは別途)HubSpot無料〜$800+プランで大幅に異なるKartra$99〜LP・メール・決済・動画ClickFunnels$97〜$297ファネルのみ(CRM別途)GoHighLevel$97〜$297CRM・LP・メール・SMS・予約・自動化すべて込み
GHLの$97プランには、CRM・ファネルビルダー・メール自動化・SMS送信・予約管理・レビュー管理がすべて含まれています。他のツールで同等機能を揃えようとすると、月額$300〜$500になることも珍しくありません。ツールをまたいだ連携の手間(ZapierなどのAPI連携コストも含む)を加味すると、実質的なコスト差はさらに広がります。
どんな事業者に、どのツールが向くか
事業者タイプおすすめツール大企業・営業組織100名以上SalesforceB2B・インバウンドマーケ重視HubSpotオンラインスクール専業KartraまたはGHL中小企業・士業・サロン・コンサルGHLWeb制作会社(代理店として販売したい)GHL(代理店プラン)
よくある失敗パターン3つ
①「とりあえず無料プランから」で機能不足になる
HubSpotの無料プランで始めたものの、自動化機能が使えず手作業が増え、結局有料プランにアップグレードしたケースは多いです。最初から自動化ありきで選ぶ方が、長期的にはコストを抑えられます。
②「有名だから」で導入して使いこなせない
SalesforceはCRMの代名詞ですが、中小企業が導入しても設定・運用できる人材がいないと宝の持ち腐れです。ツールの知名度よりも「自社で運用できる複雑さかどうか」を優先してください。
③ 複数ツールを連携させて「つぎはぎ運用」になる
LP作成・メール配信・CRM・SMSをそれぞれ別で契約し、Zapierで連携させる構成は、どこかで連携が切れたときに全部止まるリスクがあります。一元化できるツールを選ぶ方が安定します。
GHLを始めるなら、最初の3ステップ
ステップ1:14日間の無料トライアルで触ってみる
GHLは14日間の無料トライアルを提供しています。まずはダッシュボードを触って「自分が使いたい機能があるか」を確認しましょう。
ステップ2:「一番困っていること」から自動化を1つだけ設定する
問い合わせ後のフォローが面倒なら、まず自動メールを1本設定。予約のリマインドが手間なら、SMSリマインダーを1つ作る。最初から全機能を使おうとせず、1つだけ動かすのがコツです。
ステップ3:今使っているツールの月額合計を計算する
メール配信・CRM・LP作成ツールの月額を合算してみてください。それがGHLの$97(約15,000円)を超えているなら、移行を検討する価値があります。
よくある質問
Q. 管理画面は日本語ですか?
管理画面は英語ですが、クライアントに送るメール・LP・フォームはすべて日本語で作成できます。実際に多くの日本人事業者が活用しています。
Q. LINEとの連携はできますか?
GHL単体でのLINE連携は現状対応していません。ただし、LステップなどのLINE専用ツールと組み合わせることで補完できます。
Q. 導入・設定が難しそうで不安です
確かに最初は機能が多く戸惑います。ただ、基本的なワークフローとメール自動化であれば、1〜2週間で動かせるレベルになります。スハラウェブワークスでは初期設定サポートも行っています。
まとめ:ツール選びは「今の規模と今後の方向性」で決める
CRMツール・マーケティングツール選びに正解はありません。大事なのは、今の事業規模・スタッフ数・やりたいマーケティングの方向性に合ったツールを選ぶことです。
月商1,000万円以下・スタッフ10名以下・マーケティングの自動化をこれから始めたいという段階であれば、GHLはほぼ最適解と言っていいでしょう。
ツール選びに迷ったら、まず「今使っているツールの月額合計」を計算してみてください。それがGHLの料金より高ければ、移行を検討する価値があります。
スハラウェブワークスへのご相談
「自社にはどのツールが合うか」「GHLとHubSpotで迷っている」「GHLに乗り換えを検討している」——そんな段階からスハラウェブワークスにご相談ください。
お問い合わせはこちら → https://suhara-webworks.com/contact

